フレンチブルドッグの被毛は短いため、手入れは基本的に楽という言葉をよく耳にします。
確かに長毛犬種のように、ブラッシングをしないと毛がもつれて毛玉になってしまうことも、定期的にカットをする必要もありませんが、シャンプーや耳の掃除、歯の手入れ、爪の手入れなど、ボディ全体のお手入れは、どんな犬種でも同じように行わなければなりません。
つまり、短毛犬種だから手入れが簡単などということはないのです。とくにフレンチブルドッグのようなボディにシワのある犬種では、むしろ長毛犬種よりも皮膚に対する配慮が必要になってきます。日常のお手入れは怠らないようにしましょう。
フレンチブルドッグにおいてもブラッシングは重要です。定期的にブラッシングすることによって、皮膚に付着している汚れを除去することができますし、血行を促します。また、抜け毛を早めに除去する効果もあります。抜け毛の除去に効果が高いのは、ラバーブラシです。1週間に一回のペースでブラッシングをするようにしましょう
さらに、特に気をつけたいのは、目や鼻にあるシワのお手入れです。この部分から皮膚病が発生するケースもありますので、常に清潔にしてあげてください。方法としては、定期的に濡れたタオルなどで拭き取ったり、乾燥肌の場合には、人間用のベビーローションを使って拭くのも良いと思います。
逆に涙の多いフレンチブルドッグは、常に湿っている状態なので、脱脂綿などで拭き取るようにしましょう。
忘れがちですが、フレンチブルドッグのような立ち耳の犬種でもお手入れは欠かせません。ガーゼなどを使って耳の中を拭くのが基本ですが、イヤーローションがおすすめです。これを耳の中に入れ、掃除した後で脱脂綿などでローションを拭き取ると、耳の奥の汚れも除去できます。
室内で人間と一緒に暮らすフレンチブルドッグにとって、清潔な体を維持するには、定期的にシャンプーをするのが大切になってきます。シャワーを嫌がるフレンチブルドッグは多いので、最初はお尻の方からあてるようにして、水に対する恐怖心を少なくしてあげましょう。そして、徐々に顔の方に近づけるようにしていきます。顔部では、目や鼻に水が入らないように注意してください。
特にしっかりとやらなければならないのは、すすぎです。シャンプー剤やリンスなどが被毛に残っていると皮膚病の原因になるので、念には念を入れて洗い流すようにしましょう。
また、皮膚病の原因の多くは、毛の生乾きによるものです。1回ブルブルッとしたから体の水分は飛び散ったので大丈夫だろうと考えがちですが、シャンプーのように毛の根元まで濡らしてしまうと、なかなか乾きません。ドライヤーを使ってしっかりと乾燥することが大切です。
この他にも、爪や歯のお手入れなど、フレンチブルドッグと快適に暮らす為には、体の異常の早期発見においても、日常の健康チェックを怠らないようにする事が大切です。
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